若手社員が仕事を任され、
楽しく働ける環境。
そこにあるのは自身の成長と会社の成長。

複数のホテルブランドを有し、その最前線で多くの若手社員が活躍中の三井不動産ホテルマネジメント。そこで若手社員たちはどんな想いを持って働いているのか。そして彼らを見守る採用責任者の想いとは。採用責任者と若手社員4名が語り合いました。

Profile

プロフィール

松本 拓也

取締役 常務執行役員 管理本部長 兼 総務人事部長

松本 拓也

杉下 諒輔

宿泊部門(フロント)

杉下 諒輔

2019年入社

足立 芽依

宿泊部門(フロント)

足立 芽依

2019年入社

寺久保 宇飛

宿泊部門(フロント)

寺久保 宇飛

2022年入社

松野 優一

宿泊部門(フロント)

松田 優里

2022年入社

Chapter 01

企業理念への共感と、
強い経営基盤が決め手に。

Q.当社へ入社を決めた理由は?

松田

私は大学で観光を学んでいたこともあって、旅行や観光に関わる仕事ができること、人の笑顔のために働くことができること、この2つの軸で幅広く就職活動を行っていました。そうした中で「記憶に残るホテルになる。」という当社の企業理念に共感し、また、説明会や面接で接した採用担当の方々の優しさや雰囲気に惹かれて入社を決めました。

杉下

私の決め手も「記憶に残るホテル」です。そもそも私がホテル業界を目指そうと思ったきっかけは、中学時代、タイ旅行の際に宿泊したホテルのサービスに感動し、その記憶が自身の心に刻まれていたこと。当社なら、私がタイで感動したように、お客さまの「記憶に残る」サービスを提供できると思いました。

寺久保

学生時代、やりがいを持って接客のアルバイトを続けていたことから、社会人になっても人と接する仕事がしたいと思い、ホテル業界を志望しました。ちょうど就職活動時はコロナ禍で、ホテル業界は厳しい状況だったのですが、三井不動産グループとして強い基盤のある当社なら大丈夫という安心感がありました。また、宿泊主体型ホテルとして、宿泊業務に関わる業務を複数兼務で「一人で何役も」担えるところにも大きな魅力を感じて入社しました。

松本

当社もコロナ禍で一カ月ほど休館したホテルもあって大変な時期がありました。しかし、多くの企業が新卒採用を止める中、当社は将来に向けて採用を継続しました。その背景には三井不動産グループとしての強みがあります。

足立

私はホテルという空間が好きで、その空間で働きたいと思っていました。その中でも当社に決めたのは、面接時にいちばんリラックスできて会話が楽しく、自分を出すことができたからです。

松本

当社の面接では、通り一遍のことは聞いてないからかもしれませんね。面接官はその人となりを知りたいと思って、書類にかかれていること以外のことをできるだけ深掘りして聞いていると思います。

Chapter 02

やりがいを感じるのは、チームワークを発揮し、
お客さまに最高のサービスを提供できた時。

Q.仕事のやりがいは?

杉下

私が勤務しているホテルには観光目的のお客さまが多く宿泊されます。そんなお客さまからの京都観光に関するお問い合わせに対して、自分なりにアレンジした観光ルートをご案内した際、ご帰館後、満足された様子で感想をお話しくださったとき、やりがいや面白みを感じます。

足立

私は他のスタッフからお礼を言われたときもうれしいです。今強く思うのは、チームワークで仕事に取り組まないと、ホテル運営はうまく回らないということ。そんな中、一緒に働いている仲間に感謝されたり、私がサポートした後輩の成長が見られたりすることで、自分の成長も実感したとき手応えを感じます。

松本

業務への向き合い方がとても良いですね。ホテルは24時間365日、日勤チームから夜勤チームへとバトンを渡しながら営業を継続しています。そのためチームワークができていないと、お客さまに最高のサービスは提供できません。逆に言えば、日勤・夜勤のメンバーが連携しながら、最高のサービスをお客さまに提供することができれば、それはお客さまの喜びにつながり、同時にメンバー全員の仕事のやりがいにもつながります。だからこそ、スタッフ同士での情報共有、相手のことを想い互いに認め合う気持ちを持つことが必要ですし、そこから最高のパフォーマンスが生まれるのだと思います。

松田

私が思うフロントの仕事の魅力は、毎日、さまざまな客層のお客さまが来館され、その一人ひとりが何を求めていて、どんなサービスを提供したら満足いただけるかを、常に考えながら業務にあたれることです。チェックアウト時に「良いホテルでした」と言っていただけたり、アンケートに名指しでコメントをいただけたりすると気持ちが上がります。

足立

名指しでお褒めいただけるとすごくうれしいですよね。韓国からお越しのお客さまが電車の中に忘れ物をされた際、駅に連絡するなど探し物の手伝いをしたときは、後日、名指しで「ありがとう」と韓国語で書かれたカードをいただき感激しました。

松本

海外でトラブルがあったとき、そこまでやってもらえると印象に残りますよね。そのお客さまが帰国してから、友人や周りの方々に「あのホテルはよかった」と広めてくれるとうれしいですね。

寺久保

私はフロント業務を担うと同時に、ホテルの売上に関わる“収益改善チーム”と、ホテルのHPや館内案内、周辺情報の更新を行う“情報更新チーム”に所属しています。“収益改善チーム”では日々の販売コントロールを通して、ホテル経営の一端に触れることができるのでとても面白いです。また、入社前の希望通り、「一人何役も」を実現し様々な業務にチャレンジできていることにやりがいを感じています。

Chapter 03

若手社員に活躍してほしい。
その想いが、風通しの良さにつながっている。

Q.三井不動産ホテルマネジメントらしさ、
社風とは?

寺久保

若手が活躍できる点に「らしさ」を感じます。最近、アフターコロナに合わせて、お客さま応対の際に活用する、いろいろな情報を更新することになり、私がそれを任されたのもその一例です。また、フロントカウンター周辺の飾り付けも新入社員に任されていて、いつも活気あるフロントカウンターになっています。

足立

若いうちからさまざまなことに挑戦できる環境がありますよね。私は入社4年目で「三井ガーデンホテルズ」から「sequence」へと、コンセプトが大きく異なるブランドのホテルへ異動し、今は新たな経験を日々積んでいます。これは全国にさまざまなホテルブランドを展開している当社だからこその働く魅力だと思います。

松田

私が感じる社風は、「助け合い」があることです。私や後輩が困っていたり、わからないことがあって質問すると、一旦自分の業務を止めて答えてくれたり、助けてくれたりする先輩ばかりです。お客さまにはもちろんのこと、一緒に働く仲間に対しても優しさがある方がたくさんいらっしゃる印象です。

杉下

同感です。それに加えて風通しの良さを感じています。総支配人やマネージャーとの距離がいい意味で近くて、気兼ねなくコミュニケーションが図れます。新入社員研修でも、研修担当や役員の方同士で仲良く話されているのを見て、風通しの良い会社だなと感じましたし。先ほど座談会前に、松本さんにご挨拶した際、お会いするのはまだ2度目にもかかわらず、「杉下さんですね」と覚えていただいていて非常にうれしかったです。

松本

社長も私もですが、いろんな機会を通して、できるだけ最前線で働いている若いスタッフの皆さんの声を聞きたいし、こちらからも教えられることを伝えていきたいと思っているのです。そうした想いが根付いているからこそ、風通しがいいし、気軽にコミュニケーションできる風土があるのではないかなと思います。

Chapter 04

「楽しむ」ことを意識して働く。
そこから仕事の喜びや新しいチャレンジが
生まれる。

Q.今後、チャレンジしたいことは?

足立

頼りになる先輩になることを目標にしています。まだ勉強中の身ですが、「この先輩に教えてもらいたい」「この先輩がいて良かった」と思ってもらえる社員になりたいです。

杉下

職場内で中核を担う存在になってきた今、私も後輩に頼られる先輩になりたいなと思っています。自分が新入社員のとき、助けてもらった先輩方のようになることが目下の目標です。

松田

この1年半でできることはだいぶ増えましたが、まだまだ予約業務に関してはわからないことも多々あります。今後はわからないことを減らしていき、自分で判断できる範囲を広げていきたいです。また、入社の決め手となった採用担当の方のように、いつかは総務人事部で会社に対して何かを還元していけたらいいなと思っています。

寺久保

まずは時間帯責任者となり、その後、最速でリーダー職にステップアップし、さらにスキルを磨いていきたいです。そしてゆくゆくは、本社の事業推進部など、より深くホテルのマネジメントに関わりたいと思っています。

松本

今日、若手社員の皆さんにいろんな話を聞いて心強く感じました。仕事をしていて苦しいことや悩むこともあると思いますが、その中でそれぞれがやりがいを見つけて働いてくれていてとてもうれしく思います。私が若手社員の皆さんに期待していることは、当社のCREDOに掲げている「楽しむ」ことをいちばんに意識して仕事をしてもらうこと。それを実践してくれていますよね。「楽しい」からこそやりがいが生まれるのだと思います。これからも、自分の接客によってお客さまが喜び、満足いただけて、また当社ホテルを訪れたいと感じていただけることに誇りを思い、自身の喜びに感じ、失敗を恐れずに積極的にチャレンジしてほしいです。それが当社を成長させていくことにつながっていくと大いに期待しています。